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日本人の人間関係
 日本の夏は高温多湿で、体調を崩しやすい季節である。そこでこの時期、親しい人の安否を確かめ合う習慣が成立した。これが「暑中見舞い」である。
 「お中元」は、中国で旧暦7月15日のことを指している。現在の日本人は、中元の時、お世話になっている人に儀礼として贈り物をする習慣がある。
 年の暮れに、仕事やプライベートでお世話になった人たちに贈り物をするのが「お歳暮」である。「お中元」に比べて、少し高価なものを送る人が多いようである。
 世間体とは、世間の人に対する体面重視のことである。集団行動をよしとする風潮の強い日本では、「世間」は日常の行動や生活態度を決定する際の、拠り所となっているのである。
日本のタテ社会では、「本音」を言って自己主張を通すよりも、「建前」を言うことで仲間内の和を尊ぶことの方が大切だと考える日本人の独特の意識は、他の国の人々からは、異質なものとして映るようである。
 井戸端会議は、江戸時代、一間ずつ仕切られた長屋に住む町人の女たちが、共同の井戸端で水汲みや洗い物をしながら、世間話や噂話をしていたことを言う。つまり井戸端が一種の社交場であった。現在では、場所が公園やカルチャーセンターなどに換わっても、女性の長談義好きは変わらないようである。


1楼2020-11-25 13:12回复
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    日本人の「即物主義」的な性格
     日本人は、理性より直感を重視し、理論より実用主義を重んじる。
    日本は、古くから中国の儒学思想を取り入れ、また、中国の宋明理学も受容したが、多くの儒学者がその形而上学的な内容に重点を置かず、それに無関心な態度をとった。一部の儒学者が、いつの間にかそれを「経験合理主義」とでも言うべき実学思想に変えた。つまり日本人は思弁的、形而上学的な問題を好まず、事実、現象、経験、実証の方に強い関心を示してきた。そのため、仏教も早くから中国より取り入れたが、中国のような体系的で雄大な構造は形成されなかったのである。とにかく、日本の儒学は、抽象的な世界観認識が欠けていて、認識論の面では、感覚経験と科学技術を重んじ、倫理観の面では、感情色彩に富み、理性より感情を重視する。
    例えば、古代日本の言葉には、山、川、草、木などの自然物の語彙は豊富にあったが、「自然」に当たる言葉はなかった。古代日本人にとっての自然は、一つ一つの山であり、川であり、そして一本一本の草であり、木であって、それを超えた自然という概念は成立しなかった。
    これは日本人の「即物主義」と関係があり、日本人の「非合理主義」とも関係が深い。


    2楼2020-11-25 13:14
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      2025-12-01 15:40:40
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      32 日本人の「実用主義」的な宗教観
       日本人の宗教観も、日本文化の「実用主義」を反映している。多くの日本人にとって、それぞれの家が昔から先祖を祭るところとしている寺が、自分の宗教となっている。宗教は、もはや信仰心と別の問題となったのである。生まれたら、「お宮参り」と言って、神社に連れて行かれ、結婚式は神社かキリスト教の教会で挙げ、日常の生活は儒教などの道徳に則り、死んだら仏教の寺に葬られると、日本人の一生を形容するが、これは、実用主義の宗教信仰の特徴である。
       「一国多教」、「一家多神」というのが、日本の宗教信仰の特徴であると言える。この裏には、また日本人には、敬虔な宗教信仰がないことを示している。「役に立てば信じ、役に立てなければ信じない」という「実用主義」的な宗教観念を反映している。
       総じていえば、日本人のものの考え方の特徴は、与えられた環境や条件をそのまま肯定することにある。実際目に見えている世界をそのまま絶対的なものと見なし、現実世界と離れたところに、絶対的な神の存在を認める立場を否定する傾向にある。従って、日本古来の信仰は、人々の日常的な生活習慣と深くかかわりあった自然発生的なものである。


      3楼2020-11-25 13:14
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        33 神道と日本人の生活
        ①神社と参拝の形式
         自然神や人間神など、神道の神を祭った建物が神社である。一般の人が入れるのは神社の拝殿までである。拝殿には外拝殿と内拝殿がある。外拝殿の場合は、お賽銭をあげて拍手を打つ。内拝殿は、靴を脱いで拝殿に入り、座礼或いは立礼をもって参拝する。この時、玉串といって榊の枝に白紙の四手をつけたものを神前にささげて、拍手を打つ。拍手はいろいろな打ち方がある。普通は二拝二拍一拝といって、はじめに二度深く礼をし、次にポンポンと二度手を打ち、最後にもう一度礼を行うが、出雲大社の場合は、拍手が四つになる。神社で拍手を打つ理由は、ポンポンと手を打つことによって空気を振動させ、その力で、神を呼び寄せる。また、人間の魂を動かして、魂を再生産させる、或いは超生命力をうるのである。神社の祭式では、よく太鼓や笛、時によって琴を鳴らすが、これも、もともとの起りは拍手と同じで、空気の振動によって行われる霊振りなのである。


        4楼2020-11-25 13:14
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          ②お宮参りと初詣
           お宮参りは、生まれたばかりの子供を連れて、一家ではじめて神社にお参りに行くことである。日取りは30日前後が多く、所によってお七夜にする所もあり、100日ごろにする例もある。江戸時代に一般化し、正式には土地の守り神とされる産土神に参拝し、その地域の一員として認められる儀式であったが、現在では子供の健やかな成長を願う行事に変わりつつある。昔は、子どもに無地の着物を着せて、夫の母親が抱いてお参りした。最近は着物の代わりに、白いベビー服を着せている赤ちゃんを抱く略式のケースも多い。
           元旦から三日までの三日間、多くの人は神社にお参りに行く。年が明けて初めてのお参りなので「初詣」という。東京の明治神宮や鎌倉の鶴岡八幡宮など、有名な神社はたいへんにぎわう。一年間の家族の健康や、商売繁盛を祈願し、お守り札などを神宮から受ける。初詣の作法は、賽銭を投げ、鈴を鳴らし、拍手を打ってから、礼をする。


          5楼2020-11-25 13:15
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            ③七五三と神前結婚
             「七五三」は11月15日、親が子供の成長の節目を無事に迎える喜びをお祝いする行事である。日本では奇数はめでたい数字であることと、ちょうど子供の体調がこの時期に目立って変化するためといわれている。昔は、数え年の三歳で男女児が髪を伸ばし始める「髪置」、五歳の男児が袴をはくようになる「袴着」、七歳の女児が幅広の帯を締める「帯直し」などの儀式を行った。最近は、スーツやドレスなどを着ている子もいる。晴れ着を着た子供は、両親や祖父母などの家族や親しい親族に連れられ、神社に行ってお参りし、一同が子供たちの将来を祈る。帰りに、「千歳飴」という紅白の飴を買う。紅と白の色もめでたい色といわれる。
            日本人の結婚のスタイルは、神前、仏前、教会、人前など、挙式する場所によって違う。最も多いのは神前結婚式で、全体の8割を占める。神前結婚式は、神社の神殿や、専門の式場やホテルなどに設けられた神殿で行われる。神主が神に新郎と新婦の結婚を報告し、三々九度といわれる儀式に移る。大、中、小の三つの杯に神酒を注ぎ、交互に3回ずつ飲み、夫婦の契りを結ぶ。次いで二人は、神前で結婚の誓いを読み上げる。


            6楼2020-11-25 13:15
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              ④地鎮祭と三大祭り
               日本人は、新しく家を建てる時、或いはビルや道路工事の着工の際も、四隅に葉付きの竹を立て、注連縄を張り巡らし、神宮が払いを行い、工事の無事を祈り、酒宴をはるという儀式を行う。この儀式を地鎮祭という。「近代」のシンボルともいえる超高層ビルの建設の際にも行われるが、これも、日本人の神道信仰と関係が深い。つまり、これから新しく家を建てる土地には、霊力があり、土地の神が存在すると思い、この神の怒りに触れることは、大変な災難を呼ぶことになるかもしれないという恐れから、土地の神を祭り、魂を鎮めるというのが地鎮祭である。
               日本の最大祭りに関しては、説が分かれている。毎年5月17日ころ行われる東京の三社祭り(浅草神社)、7月中旬に行わる京都の祇園祭(八坂神社)、7月25日に行わる大阪の天神祭り(天満宮)の三つという説、6月15日に行われる東京の山王祭(日枝神社)、5月15日に行われる京都の葵祭(下鴨神社及び上賀茂神社)、大阪の天神祭りの三つという説がある。
               また、各地域ごとに、東北三大祭り(青森ねぶた祭、秋田竿灯祭り、仙台七夕祭り)とか、京都三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭り)などとも言ったりする。


              7楼2020-11-25 13:16
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