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【ノラガミ】官方相关资源存放楼

只看楼主收藏回复

嗯,刚好有东西要存。


IP属地:福建来自iPhone客户端1楼2016-02-14 07:23回复
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    IP属地:福建来自iPhone客户端2楼2016-02-14 07:23
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      ――天神や毘沙門のような神と比べると、特殊かもしれませんね。
      タムラ:そうなんですよ。天神様や毘沙門のように神器がいっぱいいた場合どうなるんだろうっていうのを、毘沙門と兆麻と、そのまわりの巴の一族、過去の麻の一族を通して描こうと。そうして、この世界のシステムの面白さっていうのが出せれば良いなあと思ったんです。原作を読んだ時に僕が特に惚れ込んだ部分でもありましたからね。
      ――その一方で、毘沙門の弱さであり、一族が崩れかけてしまうという危機も。
      タムラ:そのあたりは、1期で描いた“主人公たちの絆”が揺るがないでいてくれれば、毘沙門たちとの対比になるんですよね。
      ――2期の夜トたち3人は、ブレなかったですよね。
      タムラ:そう。ブレなかったからこそ、毘沙門たちのウィークポイントが浮き彫りになる。その対比がしっかり見えればいいなあと思いました。2期でこういう話ができたのは、1期で3人の絆がちゃんと描けていたからなんですよね。3人のイメージがお客さんのなかで「いいよね」って思ってもらえたから、2期で対比として出せたんじゃないかなと思います。これって2期だからこそやれることであって、1期でまとめちゃうとややこしいんですよ。
      ――そういう部分もあって、毘沙門編は1期に入れられなかったということですね。あと、毘沙門編というと、第2話の鈴巴が殺されてしまうシーンは衝撃的だったんですが……?
      タムラ:あれはですね、まず「グロいシーンがやりたかったわけではない」と明言しておきたいですね(笑)。そもそも、原作やシナリオの段階では「どうやら殺されたらしい」っていう程度の匂わせかただったんです。でも、それをもとに自分でコンテを描いたとき、どうしてもオチがつかないなと思って膨らませた部分なんですよ。

      ――なぜオチがつかないと?
      タムラ:鈴巴が殺されたシーンって目撃者がいないんです。夜トも見てないし、雪音もひよりも見てない。毘沙門だけが「どうやら死んだらしい」って感じるだけなんですけど、それってセリフで言われてもわからないんですよ。例えばあのシーンが全く無い状態で、毘沙門が「誰かが死んだ」と感じて、「鈴巴か」って言われても、ピンと来ないんですよね。そこでお客さんとズレができちゃうんですよ。「毘沙門が勘違いしてるだけじゃない?」と思いかねないというか。だから、完全に鈴巴が死んだとわからせるために、ビジュアルでも見せなければいけなかったんです。
      ――これをキッカケにドラマが動いていく重要な部分ですし、ハッキリ見せておく必要があったんですね。
      タムラ:3話の序盤に、「鈴巴が死んだ」って雪音が知るシーンがありますけど、それもただ「死んだ」と言われたからといって、お客さんはピンとくるものではないですよね。たとえ雪音は「鈴巴が死んだ!? 許せねえ!」みたいになったとしても、お客さんの感情がついていかない。死んだという事実をハッキリ知ったからこそ、雪音の感情に乗れるんです。3話の雪音が怒り出すシーンって、死をハッキリ目撃した訳でもないのに急に感情が変わるから非常に難しくて。お客さんには事前情報を与えて“構えていてもらわないといけない”っていうのがあったんですよね。

      ――だからでしょうか。余計に「次回はどうなるんだろう!?」とソワソワしていました。
      タムラ:2話は本当に難しくて。Aパートだけで3回泣かせどころがあるんですよ(笑)。最初に鈴巴とともこの切ない話があり、この話を聞いた雪音がひよりのことを思って泣くシーンがあり、で、直後に鈴巴が殺されるっていうシーンがあり。半パートで3カ所泣き所がある。我ながらすごい構成になってしまったなって思ったんですけど(笑)。だから「こんな難しい内容は人にコンテをお願いできないな」と思って。2話まで自分でコンテを描いています。
      ――そう、しかもこれまだ第2話なんですよね。
      タムラ:ですね(笑)。まあでも、1話では対立する夜トと毘沙門が描かれていて、その神器同士が仲良くなっちゃうという展開なので、お客さんも「絶対何かある」と思っていたと思うんですけど。まさか次の話数の半パートもたないとは!と。
      ――まさしくそう感じました!
      タムラ:そういうふうに、お客さんに予想させつつ、それのさらに一歩先をゆく感じにしたいなと。予想をちょっとだけ裏切るくらいのバランスを常に考えていますね。
      ――そういったこだわりは細部に至るまで様々あるかと思いますが、ほかにも挙げるとするなら、どんな部分でしょうか?
      タムラ:ほかには……そうですねえいっぱいありすぎるんですけど(笑)、わかりやすいところで言うと、夜トと毘沙門が戦っているアクションシーンの最中に、過去を徐々に明かしていくような見せ方をして強調させているところですかね。なんでかというと、確かにアクションシーンってカッコいいんですけど、なかにはアクションに興味が無いお客さんもいるんですよ。それは僕もわからなくもない(笑)。切った張ったのバトルって1分もすると飽きてくるっていうことがあるんですよね。しかも、この戦いの場合、相手を殺せば勝ちっていうルールでもないから、どちらが強いかっていう問題だけでは引っ張れない。
      だから、“戦ってる状況がいかにヤバイか”っていうのを、過去と現在とをリンクさせつつ描くっていうことをしています。4話や5話は原作からそうなっている仕掛けではあるんですけど、6話ではその流れを更に発展させて、毘沙門と妖のバトルを見せながら同時に過去の兆麻の想いと麻の一族を斬る夜ト、そして現在の毘沙門をリンクさせて作っています。
      最強武神毘沙門にとって妖を斬ることそのものは造作もないことではあるのですが、それが自分の神器を自らの手で殺めなければならないという意味が加わることで一気に辛い話になる。それを同胞を殺めてくれと願った兆麻のシーンとリンクさせることで、相互に感情を補完させシーンの意図を強調しているんです。


      IP属地:福建6楼2016-02-15 20:48
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        ――改めて観て確かめたくなります(笑)。
        タムラ:あと、あだちとか先生の作り方だと思うんですけど、原作では誰かが何かを知る瞬間を描く前に、読者に先にわからせるシーンが多いんですよ。例えば陸巴は毘沙門の代替わりを企んでいるわけですが、そのことは物語の序盤、同じく暗躍する野良との会話シーンでさらりと明かされているんです。
        これをそのまま映像にすると、兆麻が陸巴の意図に気づいたとき、お客さんは「今頃気づいたのか」という印象になりかねない。だから陸巴と野良を通して先にお客さんに伝えてしまうのではなく、兆麻が気づいたときをキッカケに、陸巴と藍巴の会話で代替わりの話が出てくるように構成し直したりしていますね。つまり、登場人物たちが「えっ!」って衝撃を受ける瞬間に、お客さんも衝撃を受けるっていうようにタイミングを調整しているんですよね。そのほうが感情がついてきて、より衝撃が強くなると思うんです。

        ――それって、アニメならではの見せ方なんですかね?
        タムラ:そうです。読者それぞれのペースで読むマンガと違って映像ではテンポが強要されてしまいます。だから衝撃的なシーン、つまり物語のピークは情報を分散させず時間軸を整理して一ヶ所にまとめる必要が出てきます。しかもアニメは声と音楽が入ることによって、より感情や現実感が強調されるんです。それが映像の得意分野だと思うんですよね。だから原作の良いエッセンスをさらに倍増させるために、より感情移入させるように構成し直す必要がある。大枠は変わらないんだけど、順番を入れ替えることによってよりそのシーンが強まるんじゃないかということは常に考えていたところですね。
        ■ 毘沙門役・沢城さんと陸巴役・星野さん 毘沙門編に挑んだふたりの芝居とは
        ――では、毘沙門編のアフレコで印象的だったお話も伺えればと。
        タムラ:5話の毘沙門が泣くシーンですかね。1期は雪音が泣くことが多かったんで、アフレコ現場で「2期は沢城さんの番ですよ」的なことを言っていたんですけど、そうしたら当日「私今日不機嫌かもしれないけど、ごめんね監督」みたいなことをおっしゃったんですよね(笑)。どうやら「気合いを入れると周りが見えなくなっちゃうから」ってことらしいんですけど、それを前もって言われたのは印象的でした。これは気をつけないといけないな!と(笑)。それだけ入れ込んでやる方だということで。

        ――実際に演じられて、いかがだったんですか?
        タムラ:一発OKでしたね。毘沙門が泣くシーンは1分近くはあったと思うんですけど、さすがという感じでした。『ノラガミ』のアフレコ現場はうまい人たちが集まっていますから。いい雰囲気の中でできたということでしょうね。
        ――ただでさえ、毘沙門は毘沙門編でいろんな感情を見せますもんね。泣くシーンはもちろんですが、それ以外のところでもかなり繊細な表現が求められたかと。
        タムラ: “神堕ち(かむおち)”っていう、神が暗黒面に堕ちることがあるんですけど、これは陸巴が神器たちを妖(あやかし)に食わせたりして毘沙門を病ませて、暴走させているんです。身につけてる神器たちを一緒に苦しめてしまうっていうのは、一見すると「おいおい毘沙門さんそれはないよ!」って思っちゃうかもしれないですけど、陸巴が裏で後押ししてるからそういう風になってるんですよね。そんな陸巴の思惑に流されて理性を失っていく毘沙門を、ナレーションもなく、沢城さんの演技で表現してもらわないといけなかった。映像があるとはいえ、沢城さんのハードルは高いよなあとは思いましたね。
        ――そして、陸巴役の星野貴紀さんも重要な役どころでした。
        タムラ:そうですね。陸巴役が星野さんに決まったとき、赤尾さん(シリーズ構成/赤尾でこさん)から「陸巴はもっとチャラい声だと思ってました」って言われたんです。確かに、陸巴にはそういう側面もあるんですよね。常に調子いいことを言って、からかってるっていうところもあったりするので。ただ、それだけだと最後に毘沙門を追い詰めるとき、「陸巴の言っていることも正しいかもしれない」って思わせる“重み”が出ない気がしたんです。
        ――チャラさが強い芝居では、少し違ったんですね。
        タムラ:それよりも、精神的重みがありそうというか。人を完全に言いくるめてしまえそうな“怖さ”を持っている芝居がよかった。星野さんは、それがズバ抜けていたんですよね。
        ――6話の毘沙門を言いくるめる場面では、自然と陸巴の言葉に納得してしまいました。あれは、星野さんの芝居と声が生んだ説得力だったんですね。
        タムラ:完全にハマり役でした。ただ、星野さんご本人はすごい優しい方なんですよね。小野さん(小野大輔さん/大黒役)もおっしゃってましたけど、本人を知っているだけに悪役のハマりっぷりが不思議な感じです(笑)。星野さんは非常に穏やかな方ですし優しい方ですから、みなさんには陸巴の演技だけで星野さんのイメージを固めないでもらいたいなと(笑)。裏を返せば、それくらい芝居がうまいっていうことですね。


        IP属地:福建7楼2016-02-15 20:48
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          ――なるほど……! だからあんなに引きこまれたんですね。それに、死んだシーンも衝撃的でした。血の塊になって消えるという。
          タムラ:置鮎さん(置鮎龍太郎さん/恵比寿役)は「光になって消えるんじゃないかと思ってた」っておっしゃってましたけど(笑)、そこは原作通りやりました。で、それにも理由がちゃんとあるんですよ。
          ――というと?
          タムラ:あそこでバッと血が飛び散るじゃないですか。それが、言の葉(ことのは)につかなきゃいけないからです。要は、その後に出てくる父様(ととさま)の言の葉に血が付いてることが重要なんですよね。あだちとか先生は、戦いのあとに“傷跡”を残しておられることが多くて。例えば唯一生き残った恵比寿の神器の邦弥も夜トに受けた傷がしっかり残されているんです。なので言の葉に関しても、恵比寿の血の跡が消えずに残っていることが大事だったんです。

          ――それに、そうすることで父様の言の葉は恵比寿が持ち帰った言の葉だということもわかりますね。
          タムラ:そうなんです。それも含めて、血は印象づけなくてはいけなかったんですよね。ちなみに、1期のラストでオリジナルキャラの蠃蚌(らぼう)が死んだんですけど、このエピソードを制作しているとき、原作のほうで恵比寿が死んだあたりだったんですよ。なので、蠃蚌が死ぬシーンは恵比寿を参考にしています。ただ、蠃蚌は水の中で死んだので、恵比寿と同じ消え方をしているというのはパッと見じゃ分からないですけどね。
          ■恵比寿の声は「悩みどころ」だった 黄泉編アフレコ秘話
          ――黄泉編のアフレコ現場はいかがでしたか?
          タムラ:恵比寿のキャラクターをどんな風にするかっていうのは、悩みどころでしたね。恵比寿って、不思議な雰囲気じゃないですか。頭いいんだか悪いんだかよくわからないし、顔も超絶美形かって言うとそうでもないし。ともすればサラリーマンみたいだし、七三分けだし。
          ――普通かというとそうでもないし。まったく読めないですよね。
          タムラ:頻繁に代替わりを繰り返しているとはいえ若い感じでもないですよね? 夜トは、見た目年齢で言うと二十代前半くらいの気分で作っていますが、それよりは年上に見える。
          ――うーん、確かに……。
          タムラ:一番最初に置鮎さんにいただいたテイクは、ちょっと美形すぎるかなって思ったんです。それと神様らしい高貴な感じが強いなとも。それよりは、ドライな考え方をする人っていうほうが良い。マイペースで空気を読みすぎず、なおかつ自分が正しいと思うことをサクサクとするっていう。そういう一見飄々とした感じをどう再現してもらえばいいんだろうって、ずっと悩んでましたね。

          ――それはすごく難しそうです……。
          タムラ:ディレクションのとき、うっかり「サラリーマン風に」と言ったら、「サラリーマンって言ってもいろいろあるからなあ」って置鮎さんも悩まれてしまって、本当に申し訳なかったなということもありました(苦笑)。でも、9話で夜トとじっくりかけあいしたシーンで、「あ、まさにこれが恵比寿だ!」って感覚になったんですよ。7話8話でも方向性は出ていたんですけど、そこまでは悪役として出ているから、キャラクターから受ける印象が違ったんでしょうね。9話でようやく恵比寿本人の“地金”が出てきて、腑に落ちたのかもしれません。そこからはやりやすかったなというのを覚えています。
          ――置鮎さんだからこそできた表現なのかもしれないですね。
          タムラ:不思議な雰囲気を持っている恵比寿が、単なるおじさんではつまらないじゃないですか。プラスアルファの“魅力”がないといけない。そのバランスがご本人の人柄もあいまってうまくハマったんじゃないかなあと思っています。
          ――では、2期のクライマックスについても。ここでは、父様が登場しました。最後の最後でこんなふうに引きつけるのか!と驚いたんですが……?
          タムラ:クリフハンガー、ってやつですね(笑)。というのも、父様に関しては原作でも詳しく描かれていないから、アニメ本編ではまず描けなかったんですよ。だから、オチとして使おうと。
          ――そういう理由からだったんですね!
          タムラ:それもあって、本編でも父様の存在が出過ぎないようにしています。原作では、野良が父様の話を頻繁にしているんですけど、シリーズ内で収拾がつかない謎やフリが多すぎると終わった時にもやもやしてしまう。ですのでそれが無くても成立するようにセリフを調整していたりしますね。

          ――なるほど。監督のお話を聞いていると、視聴者の感情の動きを想定してすごく丁寧に作られているなと感じます。
          タムラ:アニメーションを作っているので、絵を動かすのが仕事だと思われがちなんですが、動かしたいのは絵ではなくて観ている人の感情なんです。だから、観ている人の気分が盛りあがるのであれば、動かさないほうが正解というときもある。観ている人の気持ちよりも先に絵がガチャガチャ動いちゃうのは、きっと違うんですよね。
          ――視聴者がついていけなくなりますよね。
          タムラ:そうそう。画面の中でキャラが暴れまわってるんだけど、気持ちが今ひとつついていかないっていうのだけは避けたかったんですよ。だから「最終的にお客さんにこういう気持ちになってもらいたい」「じゃあ、そこに行くまでに登場人物はどう動かそうか」と。そういうふうに逆算して作ってますね。
          ――それが、監督の思考プロセスだと。
          タムラ:そうです。『ノラガミ』に関して言えば、あだちとか先生の「このシチュエーションではこういう気分を出したい」という思惑を、“映像”で最大限発揮させるためにはどう構成すればいいかというふうに考えています。だから、着地点は原作と同じなんですよ。ただ、原作を全く知らない人でも腑に落ちる形で感情をコントロールするために、登場人物と観てる人の気持ちがちゃんとリンクするように構成を考えています。
          ■シーンの細部にまでこだわる監督が明かした“仕掛け”とは
          ――ここまでいろんな話を聞いて「今すぐ観て確かめたい!」と思うシーンがたくさん出てきました。一挙放送やパッケージ発売を控えているタイミングでもありますし、せっかくなのでほかにもチェックすべきシーンを教えてもらえませんか?
          タムラ:じゃあ、小ネタ的なものを。9話の藤崎がひよりにキスするシーンで、直前に藤崎がひよりの手を握るんですけど、その手の握り方が結構複雑なポージングをしているんですよ。指の形を見てもらえるとわかるんですが、藤崎が握りきれなかったのか、小指だけ握られていないんですよね。ここは原作通りに再現しておいたんです。

          ――(該当のシーンを魅せてもらいつつ)あっ、本当だ! 恥ずかしながら気づかなかったです……。
          タムラ:ファンからすると目をそむけたくなるシーンではありますよね(笑)。ここはなんでこうなっているのか敢えて先生には聞かず、大事なところだろうと思ってそのまま描きました。あと、このシーンって、ひよりが「夜トに手を握られた」と思って振り返ってるんですよ。でも実際は藤崎で、そのままキスされてしまうっていう流れなんですけど。なので、夜トがひよりの手を握っている描写も一瞬入っているんですよね。そっちは、スタンダードな握り方をさせています。

          ――対になっているんですね。
          タムラ:そうです。絵コンテの段階からハッキリ描き分けてます。ちなみに、最終話のラスト付近に回想が入ってくるんですけど、そこでは夜トのほうだけ使っています。
          ――あと、オープニングとエンディングの映像でも少し変わった部分がありましたよね?
          タムラ:1期ほどじゃないですけどね。2期のオープニングに関しては、最終話だけラストの夜トの表情を変えました。アバンで恵比寿が代替りしたっていうのがわかった直後なので、その切ない気持ちをうまくのせられないかなと思って。エンディングも、本編で夜トが社(やしろ)をもらった話数から、社にかけていた光をとって「夜ト」の文字を見せるようにしています。
          1話から見えていたら、ネタバレになっちゃいますからね。で、もらったあとは、逆に社のことをちゃんと覚えておいてもらいたかったんですよ。最終話直前で、あの社をキッカケに夜トの本当の名前がわかるから。本編ではずっと出てきているわけじゃないので、エンディングで毎回観てもらえるようにしています。オープニングとエンディングは1期と対比させた描写も入れていますので、見比べていただけると面白いかと。

          ――監督から直接意図を聞くと、より観る楽しみが出てきます! では次に、手応えを感じたシーンも伺いたいです。
          タムラ:個人的に盛りあがりを感じられたのは、10話で恵比寿と夜トが離れ離れになったところ。ふたりの気持ちがひとつになったところで離れ離れになるというのは、もちろん意図してやったんですけど、岩崎さん(岩崎琢さん)の音楽の力も借りて、うまいことハマったなと思いました。
          ――ラストのシーンですね。恵比寿を救おうとする夜トの勇ましさは、見ていて興奮しました。
          タムラ:夜ト、なんてヒーローらしいんだ!と思いますよね(笑)。で、離れ離れになってからは一気にヒロインらしくなるという、不思議な流れになってます。僕は少年漫画っぽい友情話に弱いんですけど(笑)、そういうアツさを見せられたかなと。うまくいったなって自分でも思いましたね。


          IP属地:福建9楼2016-02-15 20:53
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            ■『ノラガミ』シリーズ制作の原動力 そして“今後”のこと
            ――1期、2期、OADを作り終えた今、改めて伺いたいんですが“原動力”となったものは何ですか?
            タムラ:それはやっぱり原作の魅力じゃないですかね。あだちとか先生特有のリアルすぎずマンガすぎずっていう絵柄は、ギャグにもシリアスにもふれるバランスを持っているし、ストーリーは一見ペダンチックな要素もありつつ、なおかつそこに説得力のある重い話がある。そういう点を含めて、自分好みなんですよね。水があっていたというか。
            ――まさに「監督してみたい!」と思えた作品だったんですね。
            タムラ:複雑なストーリーではあるので、監督によっては単なるバトル物や泣かせ物になるかもしれない。そうして、どこかのジャンルに偏っちゃうと、『ノラガミ』じゃなくなっちゃうなっていうのがあったんです。この絶妙な感じをなんとかアニメで再現したい。じゃあ、自分がやらなきゃ!と思ったんです。
            ――そこまで思い入れのある作品だと、“今後”も作りたいのでは?
            タムラ:3期は決まってないですけど、もしできるとしたら、描いてみたい話はたくさんありますね。今後の続きはもちろんですが、毘沙門編の兆麻の過去エピソードとか、黄泉編だと恵比寿の神器たちのかごめかごめの話とかもいつか描いてみたいんですよ。2期では、いろんなキャラを描きすぎると的がブレちゃうから取り上げなかったんですけど、次では活かせるかもしれない。それを含めて、今後もプロジェクトが続いていくと良いなと思いますね。


            IP属地:福建10楼2016-02-15 20:54
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              IP属地:福建11楼2016-02-15 21:04
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                哈哈哈哈哈哈你们敢不敢把这个脑洞画出来…


                IP属地:福建12楼2016-02-15 21:05
                收起回复
                  安达的舞台剧感想……存个大图。


                  IP属地:福建13楼2016-02-15 21:08
                  收起回复
                    你敢不敢大致翻译一下啊!!!大镜镜


                    来自iPhone客户端14楼2016-02-15 22:46
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                      兆娜那两杯饮料…果然还是要以实物为准…


                      IP属地:福建来自iPhone客户端15楼2016-02-20 00:31
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                        图。
                        日和和越来越好看了…


                        IP属地:福建16楼2016-03-03 18:58
                        收起回复
                          顺手存个特典…


                          IP属地:福建来自iPhone客户端17楼2016-03-07 10:55
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                            IP属地:福建来自iPhone客户端18楼2016-03-07 10:55
                            收起回复
                              作监画的兆麻麻…


                              IP属地:福建来自iPhone客户端19楼2016-03-13 19:21
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